生牧草とは?
生牧草は、新鮮な生の状態の牧草のことを言います。
牧草は大別するとイネ科とマメ科があり、さまざまな品種が非常に多岐にわたり存在します。日本では寒地型と暖地型と分ける呼び方があります。主に草食動物の飼料として最も利用されていますが、他にも道路の緑化用など用途はさまざまです。飼料用としては長い歴史の中で編み出された乾草、ペレット、サイレージなどがありますが、どれも人間の都合により保存しやすいように加工されたものです。その中でも自然のまま育てそのまま与えるものが生牧草です。大多数の動物たちは自然のままの新鮮なものを好みます。
どんな動物が生牧草を食べるの?
草食動物であればどんな動物も食べます。
基本的に生牧草は草食動物であればどんな動物でも喜んで食べます。ちなみに現在ご注文いただいている個人のお客様は主に以下のようになっています。
- うさぎ(イネ科)
- プレーリードッグ(イネ科)
- モルモット(イネ科)
- リクガメ(マメ科)
- チンチラ(イネ科)
- その他(馬、ヤギ、ダチョウなど)
法人のお客様も含めると、とにかくたくさんの草食動物たちが食べています。
なぜ生牧草が良いの?
それは、「生牧草は動物の健康食品」だからです。
人は、長い歴史の中で自然のままの生牧草を年間を通して動物に与えていこうとしました。しかし大きくは気候の問題、その他に労力やコストの面など難しい問題がいくつもあり、したくてもできませんでした。そこで考えられた方法が乾草にしたり、サイレージ(牧草のお漬物)にしたり、ペレットにしたりと加工して一年間を乗り切るようにしている現在の飼料形態です。
しかし理想は新鮮な生牧草を与えていく方が、草食動物の健康のためには最適です。なぜなら私たち人間と同じように動物たちも新鮮なものを求めているからです。人間も動物もインスタントものばかりの食生活では決して健康にはなれません。
人間と動物、種は違っても彼らはかけがえのないパートナーです。私たちと同じように健康的でおいしい物を食べたいはずです。そしてできればいつでも食べたいはずです。なぜなら彼らは本来、自然界において自然のまま大地に生えている草をそのまま食べているのですから。
最近では牛に肉骨粉入りの配合飼料などを与えた結果、狂牛病などが発生しました。なぜでしょうか。牛は長い歴史の中で良質の肉を作ろうとしたり、できるだけたくさんのミルクを出すように改良されてきました。飼料についても、より高たんぱく質のものをと草食動物本来の姿に逆らって肉類を混ぜ与えたことが原因でした。
草食動物にはやはり自然のままの草なのです。
今、世界の動物園の動きが動物たちをただ観るだけのものから、動物本来の自然な環境や種の保存などをメインにおきながら進んでいこうとしています。多頭で暮らす動物たちはできるだけ多頭で。よく動く動物はよく動ける場所で。草食動物には草を。肉食動物には肉を。この当たり前の動きをし始めています。
動物の健康を第一に考えると「食と住」。やはりこれを本来の姿に近づけることだと思います。
理想的な生牧草を年間を通して供給できるの?
年間を通して生牧草が供給できます。
生牧草業界のリーディングカンパニーとして培ったノウハウを活かすことで、全国に新鮮な生牧草をお届けすることが可能です。さらに弊社所在地は千葉県にあり日本列島の真ん中から北は北海道、南は沖縄まで。全国に今日刈り取ったものが明日にはお届けできます。刈り取り後は速やかに大型冷蔵庫で予冷をかけ、その日のうちにヤマト運輸のクール便を使って出荷いたします。私共がお客様に代わって毎日新鮮な生牧草を刈り取ってお届けしますので、どうぞ大切なパートナーたちにおいしい生牧草を食べさせてあげてください!
弊社が自信を持っておすすめする「生牧草のスゴイところ」を紹介いたします。
生牧草のスゴイところ