1. トップページ
  2. 新着情報詳細

新着情報詳細

2011年05月01日 - 牧草における放射能に関する公式見解

全国の小動物も含めた草食動物にとって安心です。

2011年4月29日(金)、風評被害の抑え込みを図ることを目的に千葉県が実施した八街市・市原市・南房総市の3地点での放射性物質検査で、牧草から農林水産省の暫定許容値を超えるセシウムとヨウ素が検出され、千葉県と千葉県酪農農協連合会が給餌自粛を要請していくと、読売新聞の北総版朝刊で報道されました。

検査結果は下記のとおりです。
市原市、1kgあたりセシウム1110ベクレル。ヨウ素230ベクレル。
八街市、1kgあたりセシウム350ベクレル。ヨウ素90ベクレル。
南房総市、1kgあたりセシウム100ベクレル。ヨウ素50ベクレル。
※許容値は、セシウム300ベクレル。ヨウ素70ベクレル。

ただし千葉県畜産課は、「許容値は非常に厳しく設定されているため、危機的な数値ではない。」との認識を示しています。

弊社が、民間の調査機関を含め多方面にわたり情報収集を行った上での総合した見解は下記の通りです。

健康を害するレベルとは

人間の場合=暫定基準値(のはるか上の数字)以上のもの
暫定基準値は、その食品を年間決まった量を成人なら50年間、乳児70年間摂取した際に被曝する量から算出されている。
(セシウムでは年間被曝量が5ミリシーベルト以下、ヨウ素は2ミリシーベルト以下)
これにも基づいて、野菜の暫定基準値はヨウ素で2000ベクレル/1kg、セシウムで500ベクレル/1kg
これだけの濃度の野菜を、年間食べ続けた場合でも健康に害を及ぼす可能性はないという数字
例えば、野菜の(成人)年間摂取量は219kg
セシウムを500ベクレル/kg含む野菜を1年間食べたとしたら、
500bq/kg×219kg/年×0.0000457mSv/Bq=5ミリシーベルト
になります。
ちなみに年間100ミリシーベルト以上の被曝で発ガンの危険が高まるといわれています。

今回検出された放射性物質の濃度とそれを動物に与えたときに健康に与える影響について

動物では吸収のされ方や効果は違うと思われますが、仮に人間と同じとして被曝量を計算すると、
1110ベクレルのセシウムを含む牧草を1kg毎日食べ続けた場合、
1100Bq/Kg×365kg/年×0.0000457mSv/Bq=18.35ミリシーベルト
となります。
18ミリシーベルトはX線CT一回分(7~20ミリシーベルト)と同程度となります。

以上のことから、弊社といたしましては安心出来る範囲だと判断しておりますが、最終的な判断は各飼い主の皆様の個々でご判断ください。

なお4月7日からお届けしている生牧草については2番草で、採草地は四街道市です。

2011年5月1日
株式会社 中央牧草センター
代表取締役 増田 浩二