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公式見解(1)

公式見解(1)

2003年4月
株式会社中央牧草センター
代表取締役 増田浩二

プレーリードッグ日本国内繁殖について

2003年3月から輸入全面禁止の決定がついになされました。弊社におきましては2002年11月4日新聞報道で輸入規制及び禁止になる可能性が告知された時に、弊社WEBサイト上でお客様からのお問い合わせに対しまして、以前からの調査段階も踏まえ、国内での自然繁殖に取り組む予定をお伝えいたしました。そこで弊社といたしましては、なぜ日本国内自然繁殖に取り組むに至ったかの経緯と理念を発表して、皆様のご理解をお願いする次第でございます。

経緯

平成10年2月。弊社の動物園、競走馬部門の他に、新しく小動物対象のインターネット部門が立ち上がりました。当初はプレーリードッグを飼われている方が大半で、その後ウサギ飼い、モルモット飼い、リクガメ飼いの方などが増えていきました。その当時、プレーリーの生態はあまり知られていず、文献を読んだり人に聞いたりしながらの日々でした。弊社主催のバーベキュー大会も第1回などは10人前後のお客様から始まりました。(主にプレ飼いの方が中心で、現在はウサギ、モルモット、リクガメ飼いの方なども合わせて100名のお客様にお越しいただいています)そうした中でプレーリーの持つ愛くるしさ、人になつく行動を見るにつけ、犬や猫やウサギのように長い歴史、時間はかかっても、良い友達、愛玩動物になるだろうと確信しました。

所用でアメリカに行く機会が多く(コロラド州)現地の人に聞くと「平原にいてよく見かける」と言われました。ところが日本に年間20000匹もプレーリーが輸入されているが、大半がバキュウムで吸い取り、輸出していると聞くにつけかわいそうな意識を持ち、その頃から漠然と、なんとか日本国内で自然繁殖出来ないものかと考え、急ぎではなく少しずつ調査収集に入っていきました。

今回の野兎病の恐れやペストの疑いの結果、全面輸入禁止の措置は国としては当然の対策かもしれません。しかし、一番怖いのは信憑性の無い一部の風評で判断されたり誤ったデーターで統計され、結論づけられてしまうことではないでしょうか。HIV感染と同じく様々なケースがあり、しっかりとした水際での予防措置対策を講じれば、必要以上に怖がることは無いと思います。

弊社が5年間プレ飼いの方々とお取引していただき、今回の状況はなんとかならないかと相談もされ、弊社も真摯に検討した結果、2003年4月よりプレーリードッグ日本国内自然繁殖部門を立ち上げます。

理念

弊社の全ての事に通じる限りなく自然に近い形をつくりゆっくり育てる。

  • プレの住みかは、上野動物園のプレーリーの家をモデルとして長さ広さも同じにします。
  • 農場につきましては、弊社裏手にありますヒマラヤ杉のある新圃場を使用します。杭を立ててあるところが家になります。
  • 現在、上野動物園のプレーリー達も弊社の生牧草を食べています。目指すべき方向は1年間を通じて自然に近い草食動物本来の生牧草1本で飼育する事です。(中央牧草センター産のみ)
  • 飼育頭数は上野動物園の飼育係の方のアドバイスをいただいている適正数で飼育し、その他の飼育上の事は常に相談していきます。
  • 病気の予防の為に、土壌にもみがら、薫たん、土を混ぜた物を使用します。
  • 千葉市緑区誉田町にあるウサギ飼いやプレーリー飼いの方の中では大変有名な「バードクリニック金坂動物病院」様に健康診断等、ご協力いただきます。
    バードクリニック金坂動物病院(http://homepage1.nifty.com/Kanesaka/)
  • プレーリードッグ日本国内自然繁殖の為に、プレーリードッグが大好き、勉強熱心、やる気のある人間の専属雇用。これらの為に弊社では2003年3月。女子1名採用いたしました。
  • プレーリードッグ日本国内自然繁殖部門を、"PNF ~プレナチュラルファーム~"といたします。

最後に

ビジネスと動物保護、相入れない部分が多い事かとは思いますが、様々な状況下を考え、現在出来うる限りの弊社の立場をご理解いただき、公式見解といたします。

株式会社中央牧草センター
代表取締役 増田浩二