新着情報ヤマト運輸クール宅急便についての中央牧草センター公式見解2013.12.04
全てのお客様にとって、安心です。
弊社は、動物たちの健康とお客様の笑顔のため、「より良い商品を届ける」という目標に向かってまいります。
はじめに
日頃よりご愛顧いただき、誠にありがとうございます。ここ1ヶ月ほどの間、弊社のお客様から、一部メディアで報道がありました、「ヤマト運輸クール宅急便の温度管理が不備だった問題」
に関するお問い合わせをいただいており、
ご心配をおかけしたお客様には、大変申し訳ございませんでした。
弊社といたしましては、鮮度が命の「生牧草」への影響、すなわち、お客様が大切に可愛がられている動物たちの「健康」、そして「命」、を重大に受け止め、弊社としての公式見解を発表いたします。
生牧草の品質維持・向上への取り組みについて
弊社は、昭和50年設立以来、中央競馬、地方競馬、上野動物園や千葉市動物公園をはじめとした公共機関、また平成10年からは、全国の草食動物愛好家、動物専門店、乗馬クラブなどの皆様へ、年間365日毎日休まず生の牧草を供給いたしておりますが、生牧草業界のリーディングカンパニーとして徹底した露地栽培にこだわり、より自然に近い形で育てた無農薬有機質栽培の生牧草を、手間や時間はかかっても一刈りずつこまめに手刈りをし、選別工程をいくつも重ね、さらに、普通では難しい各種数値の計測などを定期継続的に毎日行い、1秒でも早く、また最高の状態でお届けできるように、生牧草の品質維持・向上に向けて実践いたしております。
過去、品質向上のため行ってきた具体的な施策としましては、運送業者別に了解を取った上で、抜き打ちで配送環境状態のモニタリングテストの実施。また弊社のお客様を対象に大々的にアンケートを募り、お客様のご意見・ご要望を商品開発に活かすなど、その他、様々な点について皆様のご協力を賜りながら、改善を重ねてまいりました。
結果的に、弊社のお客様からは、ヤマト運輸クール宅急便の採択が多かったことや、弊社といたしましても、ヤマト運輸の企業理念に共感する点もございましたため、1998年以来、今日に至るまで一貫してヤマト運輸のみに配送業務を委託してまいりました。
その中で、弊社のある千葉県四街道市を管轄する「ヤマト運輸四街道センター」とは、「より良い商品を届ける」という共通ミッション・理念・目的に向かって、長期にわたって数々の改善への取り組みに互いに努めてまいりました。
つきましては、今回の報道を受けて、今後の改善と取り組みについて、改めての申し入れ、および打ち合わせをしに四街道センターへ行ってまいりましたので、その結果を皆様にご報告いたします。
ヤマト運輸の再発防止策について
11月28日に、ヤマトホールディングスより正式なプレスリリース、【 「クール宅急便」の温度管理に関する調査結果、および今後の再発防止策について】があり、再発防止の取り組みとして、
- 拠点の声に耳を傾け、経営が一体となってルールを守り、品質を持続的に維持、向上していくための人材の配置と体制づくり
- 「クール宅急便」の取扱量の増加に対応するための体制強化
- 品質を維持するための定期的なモニタリングと、ルールの見直し
- 「クール宅急便」の総量管理制度の導入
上記4点の発表がありました。
ヤマト運輸四街道センターの取り組みについて
四街道センターにおいては、コンテナ型冷蔵庫を保有しています。温度帯の維持はもちろんのこと、箱の濡れ防止なども、箱の上にビニールをかぶせて水滴が落ちないようにするなど、徹底して行っています。そして、この冷蔵庫は弊社専用のものです。誤配や荷潰れなどが起きないように、「生牧草」以外の荷物が入ることはありません。ヤマト運輸本社の事情により、専用冷蔵庫の写真公開はできかねますが、肉眼で確認した限り、十分なものでした。専用冷蔵庫は、収められる体積に限りがありますが、お中元、お歳暮シーズンなどで爆発的に荷物量が増えた時には、都度、コンテナを追加補填できるよう体制が整っています。
このように、弊社が生牧草を刈り取ってすぐに弊社冷蔵庫で予冷をかけた後、ヤマト運輸ドライバーが集荷し、営業所への入庫、またベース店への移送まで、徹底した温度管理を行っております。
商品に不備があった場合
大変お手数をおかけいたしますが、今後、商品をお受け取りの際、万が一、凍結など不備がありましたら、すぐにヤマト運輸ドライバーにお知らせください。その後、最寄りのヤマト運輸営業所経由で弊社に連絡が入り、しかるべき迅速な対応を取らせていただく流れとなります。
最後に
弊社といたしましては、再発防止効果がヤマト運輸全体に出て来るには、現実的に考えてある程度の時間を要するものと見ておりますが、ヤマト運輸の理念・行動力を信じ、弊社もさらなる品質向上に努め、さらに強固な連携を取りながら、弊社とヤマト運輸、一丸となって改善を実施してまいりますので、これに懲りず、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
生牧草一筋35年 株式会社中央牧草センター
代表取締役社長 増田浩二
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