新着情報「期間限定!チモシー」の生育状況について2014.4.30
期間限定!イネ科チモシーの生育状況についてお知らせいたします。今年は現時点では5月中旬ごろに収穫できる見通しです。去年は同じイネ科イタリアンライグラスと混ざった状態での「イタシー」お届けもいたしましたが、去年よりは順調に生育中です。
チモシーとは?
チモシーは牛の餌として一番多く利用されている品種です。その大きな理由は、雨によって収穫が遅れ茎が硬くなっても牛は他の品種よりも好んで食べることにあります。このように幅広く利用されているために品種数も多く、極早生品種から極晩生品種まで、出穂の幅は一ヶ月にも及びます。
さらに豆知識。
チモシーは名前がとても有名ですよね。「良い牧草といえばとにかくチモシーが一番!」という方もいらっしゃるぐらいです。しかしながら生牧草専門家として言わせていただきますと、チモシーは数多くある牧草品種のうちの一つに過ぎません。もちろん嗜好性が高いのも事実なので、それなりの理由があるからですが、乾草として扱いやすい特性もあって海外からの輸入量が昔から一番多いのです。そのため現在国内では乾草での流通量が最も多く、牧草=チモシーといっても過言でないほど知名度があると思います。
弊社では、多くのお客様からたくさんのご要望をいただいて特別に栽培しております。チモシーは大別するとイタリアンライグラスと同じ寒地型牧草に分類されます。雪国や高原などの気温の低いところでよく育ちますが、それ以外の地域では特性上なかなか難しく、関東平野で栽培をすることはまれです。※ゼロではありません。
お客様の声にお応えすべく12年前の2002年から栽培開始し、毎年5月~6月にかけての約1ヶ月間という期間限定ではありますが、長年のノウハウを活かして取り組み、商業的にかなりロスを出しつつもなんとかお届けしている現状です。
そのためどうしても一律205円アップとさせていただいております。
いずれにせよ、どうぶつたちは人間と同じように個体差がありますので、チモシーが一番喜ぶという仔もたくさんいるはずです。何よりもそれぞれの仔に合ったものが見つかって、毎日元気に健康に過ごす、これが何より大切なことですね!チモシーを楽しみにされている方、どうぞお楽しみに!
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