株式会社 中央牧草センター株式会社 中央牧草センター

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お知らせ

新着情報中央牧草センター公式見解(2024年1月)2024.1.22

はじめに

平素より弊社に関しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

弊社は、半世紀にわたり「生牧草」を全国にお届けしておりますが、次の新しい50年を見据えて今後も変わらずに安心・安全・安定した「生牧草」の生産、供給に務めるとともに、正確な情報を皆様と共有いたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。

株式会社中央牧草センター
代表取締役 増田 浩二

中央牧草センターの新しいステージ

世界的な気候変動

世界的に100年に1度といわれるような様々な気候変動が常態化しつつある現状を視野に入れて考えます。

・日本国内も例外ではなく線状降水帯や南岸低気圧などによる集中豪雨や豪雪による水害、雪害
・日本海側などで起きた極端な干ばつによる水不足
・温暖化による動植物の生態系の急激な移動や変化

上記のような事例多発により、近年のデータでは測れない想定外の大規模な気候変動が進行中だと考えられ、今後もまだまだ終わりのない変動が続いていくと考えております。

「生牧草」が生産できないということがないように、リスク分散をしていくことが重要となります。

中央牧草センターが取り組んでいる事例

生産地、栽培農場の分散化

・北海道農場(函館市)
・関東農場(千葉県四街道市、千葉市、佐倉市、市原市)
・九州農場(鹿児島県湧水町)

日本列島の良さでもある南北に圃場を分散確保し、非常災害時や気候変動にも対応できる環境を構築しております。将来的には各農場からダイレクトにお客様へお届けできるシステムなども含めて計画しております。

牧草種子について

温暖化にも耐えられる自社品種の牧草種子を研究開発中です。第一段階は完了し、継続して開発中です。時期が来ましたら改めて詳細をご案内いたします。

社会貢献活動

(1)東日本大震災で被害にあった草食動物のために送料のみをご負担いただき「生牧草」をお届けする支援活動を10年以上にわたり行い、昨年は生牧草バンクへ登録がある全ての馬たちに向けて無償でお届けをしました。

(2)千葉県四街道市、および千葉県四街道市認定農業者会と共同し、親子農業ふれあい体験として「生牧草」と牛の体験教室を行っています。

(3)千葉県市原市勝間にある圃場の半分を耕作放棄地対策事業に基づき管理、生産をしています。

(4)千葉県四街道市ふるさと納税へ「生牧草バンク」を通じて協力をしています。

(5)千葉県佐倉市から通達のあった「佐倉市の有機農業の取組」に基づき、これまで以上に率先して有機圃場の拡充を行っています。

(6)全国の引退馬、養老馬、功労馬などを中心とした馬たちに「生牧草」を直接お届けできるギフティングサービスを2022年から実施しています(2024年1月現在490頭の馬が登録)。

中央牧草センターを取り巻く情勢

(1)労働のあり方の変化

すべての職種において、休日、就業時間、賃金などの見直しがあり労働のあり方に変化が起きています。一例としては、2024年問題の一つであるドライバーの労働環境の見直しなどに起因するドライバー不足などが挙げられ、物流の遅延や、これまであった各サービスの廃止などがさらに出てくる見通しです。

お金を払えば翌日には物が届く。今まで当たり前だったこともこの先そうであるとは限りません。もちろん労働環境の変化だけではなく、先の能登半島沖地震など自然災害の脅威により道路の寸断やインフラ設備の壊滅による被害なども考えられます。

(2)変化への対策

前途に記載したように人間にとっても大きな社会環境の変化がある中、飼育されている動物たちにとっても少なからずその影響があると考えられます。
当たり前のように用意ができ、当たり前のように給仕ができなくなることだってあるかもしれません。そのような危機管理を前提に動物たちのことを考え、一つの方向性として、下記の対策を行ってまいります。

旬牧草の単体販売

弊社とGEXが協働研究開発した純国産乾燥牧草「旬牧草」を単体で購入いただけるようになります。中央牧草センターオンラインショップ「生牧草 uchinoco gourmet [うちの仔グルメ]」では、これまでは生牧草との詰め合わせ商品しか販売しておりませんでしたが、今後は単体でも購入していただけるようになります。

EatBoosterの発売

あわせて大型草食動物向けに、100%純国産乾燥牧草商品として、オリジナルブランド名「EatBooster」(イートブースター)を2024年4月のシステム完成を目指し発売する運びとなりました。

こちらの商品は3kgサイズの予定で、限られた数量のみの販売を予定しております。

あくまでも大義として、この先何が起こるかわからない中、交通網が分断され物流がストップした場合などの非常食として備蓄でき、どのような有事の際にも草食動物の命をつなぐことができる環境づくりの一環として、弊社の生牧草を原料とした100%純国産乾燥牧草商品の販売を実施してまいります。

全国の動物たちの健康と幸せのため
自然との共生 生牧草一筋45年 中央牧草センター

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