株式会社 中央牧草センター株式会社 中央牧草センター

uchinoco gourmet nama bokuso

お知らせ

新着情報「uchinoco gourmet」誕生秘話2024.3.25

「緑色のシマシマ、可愛いですね」

お客様からそんなお言葉をたくさんいただきます。

本記事では、「生牧草 uchinoco gourmet [うちの仔グルメ]」のロゴを作っていただいた「aula brand design」さんをご紹介いたします。

うちの仔グルメは2020年11月2日に誕生しました。制作をしていただいたのは、業界では知る人ぞ知る「aula brand design(アウラ ブランドデザイン)」さんです。

aula brand designさんは、ブランディング、特に農業・水産・畜産に関わる食品の商品企画とパッケージデザインを基軸にした地域産品のブランド作り&プロモーションを行っている会社です。

ツリーブランディング構想

弊社の歴史は、千葉県佐倉市にあった金子牧場から始まります。

競走馬用の飼料として、千葉市、四街道市、佐倉市、市原市の酪農家が協力し中山競馬場(現在のJRA)に生牧草を供給し始めたことがきっかけで、1975年に法人として千葉県四街道市に中央牧草センター(弊社)が設立されました。

しかしその後、ある一人のお客様から「生牧草を分けてほしい」とのご要望をいただいたことがきっかけで1990年から小売事業が始まり、1998年にはインターネットの普及に伴って生牧草通販部門が設立されました。当初は「生牧草」をロゴとしていて、企業ロゴも「生牧草」、商品ロゴも「生牧草」という形でした。

その理由は、正直に言えば右も左も良くわからない状態でスタートしたからですが、「生牧草と言えば中央牧草センター」というようにお客様に知っていただきたいという想いがありました。

それから長い歳月が経ち紆余曲折あった中で、度重なる異常気象への対応、生牧草のさらなる安定供給、日本農業への貢献を目指したとき、「中央牧草センター」を基軸とした「生牧草」「旬牧草」その他の事業拡大の骨格となる「ツリーブランディング」の構想へと繋がって行きました。

全国の動物たちの健康のため、生牧草を通じて弊社ができるあらゆることに取り組んでいく。それが弊社の「ツリーブランディング構想」です。

いきなり決まったわけではなかった

これからの弊社を表す大切なブランド名ですので、当時いろいろなデザイン会社さんに相談、検討をしていました。どの提案も大変素晴らしく悩み続けていたのですが、その中でキラリと光ったように感じる出会いがありました。「NPO法人 日本プロ農業総合支援機構(J-PAO)」を通して出会った「aula brand design」代表、本多英二さんです。

本多さんの第一印象はとっても優しい雰囲気の方。と同時に様々な経験をされてきたのだな、と思わせられる重厚な雰囲気も兼ね備えた方でした。その感触に今までとは違う何かを感じ、お会いした後すぐに正式依頼させていただきました。

プロジェクトは力強く前進し始めます。本多さんには遠くから何度も足を運んでいただき、弊社の圃場や作業風景などを実際にお見せしながら、弊社がこれまで歩んできた歴史、生牧草に対する想い、大切なお客様、愛する動物たちのこと、これからの日本の農業についてなど、熱い気持ちを共有させていただきました。

なぜシマシマなのか?

弊社の生牧草は手刈り、刈払機、トラクターと収穫方法が複数あり、トラクターで刈り取ると写真のような列が何本も作られていきます。本多さんはこの列から着想を得て、現在のうちの仔グルメのシマシマ模様のデザインに行き着いたのだそうです。

毎日作業を行っている弊社スタッフにとっては何の変哲もない日常の風景だったのですが、本多さんからデザインの原案を受け取ったとき、日常の中にある大切さにハッと気付かされたような想いがして大変感動したのを覚えております。ブランドのリニューアルを通じて「大切なもの」を再認識できたのは弊社にとってもう一つの大きなできごとでした。

うちの仔グルメの名前とロゴが決まった後は、中央牧草センターのロゴもスムーズに決まり、名刺、販促物なども作っていただきました。様々な場面で重宝しております。

少しずつ認知していただく

うちの仔グルメのシマ模様が誕生してから3年が過ぎました。2022年10月からは「生牧草バンク」も開始し、おかげさまでお客様にも少しずつ認知していただいているかと思います。お客様からいただいた話によれば、箱を見たとたん大興奮してしまう仔もいるのだそうです。愛する動物たちにも認知してもらえるなんて!それがなんとも嬉しくてたまりません。

ブランドはデザインができたら終わりというわけではなく、長い時間がかかり、決して「完成」にたどり着くことはないのかと思います。そして、弊社だけでなく応援してくださる方々のおかげで少しずつ積み上がっていく、そんな風に思っております。

これからも弊社は、全国の動物たちの健康と幸せのため、日本の農業に貢献するため、生牧草を通じて弊社ができるあらゆることに取り組んでまいりますので、益々の応援を何卒よろしくお願い申し上げます。

おすすめします!

aula brand design本多さん、そして本多さんを紹介してくださった「NPO法人 日本プロ農業総合支援機構(J-PAO)」さん、関係者の皆様にこの場を借りまして改めて深く感謝申し上げます。

農業関係者の方でこれから新たにブランド構築を始めたい方はもちろんのこと、弊社のようにブランドのリニューアルでお困りの方がいれば、ぜひ一度相談されることをおすすめいたします。

aula brand design
NPO法人 日本プロ農業総合支援機構(J-PAO)

著書紹介

売り上げ増に繋がったブランディング事例の紹介や6次化商品開発のノウハウをまとめた著書「地域産品開発の勘どころ」

弊社の事例も掲載されていますのでご興味のある方はぜひご覧ください。

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