新着情報有機JAS認証正式取得のご報告2018.12.15
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。このたび、株式会社中央牧草センターは純国産乾燥牧草「旬牧草」において有機JAS認証「JC180807FE-1576-0」を正式に取得いたしましたことをご報告申し上げます。
2018年8月9日認証
「国産の草食小動物向けの乾燥牧草としては日本で初めての認証」
となります。
初めての方へ
弊社は1975年創業以来、43年に渡って動物たちの健康と幸せのため生牧草を生産してまいりました。「自然との共生」の概念を大切にした独自の農法にて栽培を行っている国内唯一の生牧草の専門家として、農林水産省が定めた有機生産の基準を満たすことはもちろん、農薬や化学肥料を使用しないことは当たり前のレベルとして弊社独自の生産行程管理基準に則って生産をしております。
実績としましては、上野動物園、JRA日本中央競馬会といった公的機関のほか、全国の余生牧場、動物病院、うさぎ専門店などの法人、ならびに個人のお客様から大きな信頼をいただきながら、年間休みなく安定して生牧草を生産、全国へお届けしております。
有機JAS認証とは?
日本のJAS法で定められている認証制度であり、農林水産省が定めた有機生産の基準のことです。
有機生産の基準とは?
- 化学農薬不使用
- 化学肥料不使用
- 遺伝子組換技術不使用
- 最低3年以上の有機圃場必須
などの厳格な基準が農林水産省によって定められています。
「旬牧草」に有機JASマークが付きます!
2018年秋製造分の「旬牧草」に順次有機JASマークが付きます。中身は今までどおり農薬や化学肥料を一切使っていない純国産乾燥牧草のまま変わりありませんが、これまで以上により安心してお求めいただけます。
旬牧草について詳しくはこちらをご覧ください。
ご安心ください!
旬牧草の原料としての生牧草も含めて全て弊社スタッフが生産、製造を行っており、それら一連の生産行程(畑を作り、種を播き、収穫し、梱包するまでの全ての行程)について登録認証機関「JONA」より認証をいただいています!
有機JAS認証は、認証を取得することだけでなく記録管理、および維持していくことが極めて重要になっています。
有機飼料のJAS規格が国により制定されたのは2005年10月ですが、弊社の場合はそれより前から独自の生産行程基準に則って生牧草の有機栽培に取り組んでまいりましたので、認証を取得するメリットが少なかったというのが実情でした。しかし、弊社の生牧草は長い歴史の中で、もはや嗜好品の域を越えて全国の草食動物たちの健康食として広く利用していただいており安定して生産を続けていく責務があると弊社は考えております。昨今の「生牧草と名付ければ売れる」という事例がとても多くなって来ている現状を踏まえたとき、知名度ではなく認知度を高めていくための一環として、有機JAS認証を全国でいち早く取得すべきであると判断して、実は数年前より水面下で進めておりました。皆様にいち早くお伝えしたかったのですが、様々な理由によりお伝えできず突然の発表となりましたこと何卒ご理解くだされば幸いです。
当初は「生牧草」での取得を目指してスタートして進めていましたが、その後ジェックス株式会社とご縁がつながり想いを共感して純国産乾燥牧草「旬牧草」の協働開発プロジェクトがスタートしたこともあり、まずは旬牧草での取得に切り替えて取得となりました。
旬牧草での取得に切り替えたことの最大の理由は生産コストの増加です。有機JAS認証を維持していくためにはどうしても全体的なコストが増えますので、生牧草を愛用していただいている方々に安定して生牧草をお届けすることを最優先にしたことが最大の理由です。
なお、当初の計画通り生牧草につきましても有機JAS認証を取得するため現在進行中です。それと連動した新たな取り組みも並行して進めております。良きタイミングでご案内させていただきますのでどうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
登録認証機関「JONA」について
皆様はJONA「特定非営利活動法人 日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会」をご存知でしょうか。JONAは、1993年に設立された歴史ある日本で最初のオーガニック認証団体です。日本でのオーガニックの普及を目指し、様々な活動と認証業務に取り組んでいるJONAは、数ある登録認証機関の中でもとりわけ厳格な検査をする登録認証機関として知られています。
弊社は責任ある生牧草の専門企業として、より厳格な試練を自らに課すことを目的として、数ある登録認証機関の中、あえてJONAから認証をいただくことに価値を見出しました。そして何よりも、JONAが掲げるオーガニックの精神を大切にする考え方に共感したことも大きな理由の一つです。
「有機=オーガニック」の精神
「オーガニック」の目的はなにか?と問えば、多くの人は「化学農薬や化成肥料を使わないで、食品の安全性を高めること」と答えるでしょうか?しかし残念ながら、食品の安全性というのは、オーガニックの目的ではなく結果に過ぎないのです。
オーガニックに何を求めるか?それは人それぞれ、「安全」「健康」「美味しい」「綺麗」などなど、どのように考えてもいい。でも忘れてならないのは、私たち人間は微生物や植物がいなければ生きていけないという事実です。
微生物が自然界にある有機物を分解し、それを植物が吸収して育ち、光合成で栄養を作る。私たち人間を始めとする動物はそれを食べて生きている。土の中でも、水の中でも、地球上の生命はすべて食物連鎖でつながっています。
つまり、私たち人間が末永く健康であろうと願えば、微生物や植物の生存環境(汚染のない水・大気・土)を考えないわけにはいかないのです。
ゆえにオーガニックは、化学農薬・化成肥料、そして環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を避けて、自然のままの健全な食物連鎖を目指すのです。
※JONA公式サイトより抜粋
オーガニックの精神は「自然との共生」。弊社が創業より一貫してお伝えして来た想いそのものです。動物たちだけでなく私たち人間も大いなる自然の一部。その自然を全てコントロールしたり解明しようとしても、人智の及ばない大きなものがそこにあるのだと思います。弊社は、「生牧草」を通じてその想い、その大切さを世の中に向けて発信し社会に貢献してまいります。
社会から選ばれる会社へ
弊社が掲げる理念、
- 全国の動物たちの健康と幸せのため。
- 社会のため子どもたちに夢と希望を。
- エンターテイメントアグリ~ 日本の農業を牧草エンターテイメントで元気に ~
の下、これからも弊社は全国の動物たちの健康と幸せのため、土からこだわって農薬や化学肥料を使わずに育てた新鮮・安心・安全な本物と呼べる生牧草を、年間休まず安定してお届けしてまいります。これからもより一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
生牧草一筋40年 中央牧草センター
代表取締役社長 増田 浩二 & スタッフ一同
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